会社は家族だ!チームだ!の「二項対立」が好きじゃない
面接で時々聞かれることがあります。
「大上さんって従業員を家族と思ってますか?チームと思ってますか?」
「HeaRってドライな組織ですか?ウェットな組織ですか?」
とても中途半端に聞こえるかもしれませんが、
僕はいつもこのように答えています。
「時と場合によるので、二項対立で考えてません!」
会社を作って間もない頃は「会社は◯◯であるべき!」「経営者は◯◯じゃないとダメだ!」と思っていた時期もありました。しかし組織も経営者も生き物ですし、決めつけちゃうと身動きが取りづらくなることもたくさんあります。
二項対立でよく挙げられるものとして、
- 会社は「家族」↔︎ 会社は「チーム」
- 「ドライ」な組織 ↔︎「ウェット」な組織
- メンバーの「多様性」↔︎ メンバーの「画一性」
- 「組織」が大事 ↔︎「事業」が大事
- 「組織」で勝つ ↔︎「個」で勝つ
などがあります。
ただこれを「100:0」に振り切ることはできないと思っています。
ケースバイケースで「30:70」の時もあれば、「50:50」の時もあるはずです。
例えば会社は家族↔︎チームを考えるとき、
みんなで飲んだり遊んだりしている時は家族のように思えるし、
ミーティングしている時はチームとして真剣に取り組むし、
個人の事情で苦しんでいる時は家族として支えるし、
目標達成した時はチーム一丸となってお祝いする。
それじゃ、ダメですかね…??
ORではなくANDの思考を持ちながら、
「◯◯のシーンで"家族"らしさを増すためには何ができるだろう?」 「◯◯で"チーム"として強くなるためにはどうすればいいだろう?」
と発想を変えてみるといい気がします。
以上です!