オーナーシップとフォロワーシップ

HeaRのSlackスタンプには「俺がやる」と「俺もやる」があります。
 
※「私がやる」と「私もやる」もあります
※「私がやる」と「私もやる」もあります
 
両スタンプを他の言葉に置き換えると
  • 俺がやる:オーナーシップ
  • 俺もやる:フォロワーシップ
といった意味合いです。
 
HeaRで活躍しているメンバーは両方のマインドを持つ人です。 そこでオーナーシップとフォロワーシップについて文字に起こしてみました。
 

オーナーシップとは


HeaRではオーナーシップを「自分ごと化」と定義。 さらに自分ごと化を分解すると
  • 広さ:どの事象までを自分ごとと捉えるか(範囲)
  • 深さ:自分ごとと捉えた事象に対する言動(強度)
の2つに分けられます。
 
例えば、広さに強弱をつけるならば
弱の例自分の業務内容を自分ごとと捉える
中の例自事業部の事業課題を自分ごとと捉える
強の例自社の事業課題・組織課題を自分ごとと捉える
 
同じく深さでは
弱の例他のメンバーに協力する
中の例解決策を自ら立案し、自分ができる範囲内で実行する
強の例ボトルネックに対する解決策を自ら立案し、周りを巻き込みながら実行する
 
オーナーシップで特に重要なのは深さ(言動の強度)です。 広さ(自分ごと化)だけで行動を起こさなければ、評論家タイプに留まります。 ※ 他事業部・他チームに対する介入や横断行動は、会社によって推奨度が異なるので省略
 
強いオーナーシップを持てると、すべての仕事に前向きに取り組めると思います。 自分の思考・行動が会社の前進につながっていると感じやすくなることでしょう。
 

フォロワーシップとは


社会人になってから「オーナーシップは重要だ!」と思って過ごしてましたが、 HeaRの活躍人材を見てると「フォロワーシップも大切だな」と引き出しが増えました。
 
まず、フォロワーシップにまつわる好きな動画を紹介します。
 
📺
【動画「ムーブメントの起こし方」の要約】
  1. まずリーダーは笑いものにされる覚悟を持って行動を起こす
  1. そして要となる最初のフォロワーが乗り方を周りに示す
      • 最初のフォロワーの”勇気ある行動”が1人の人間をリーダーに変える
      • 最初のフォロワーとは、実は一種のリーダーでもある
  1. フォロワーが増え続け、転換点を越えるとムーブメントになる
      • ムーブメントを起こす真の立役者は最初のフォロワー
      • 大切なのはフォロワーとしての手本になること
  1. さあ、志の高い人の最初の仲間になってあげてください
 
この動画を見ながらHeaRの組織づくりを振り返ってました。 例えば
フォロワーが増え続け、転換点を越えるとムーブメントになる
HeaRでも醸成・強化したいカルチャーや習慣がある場合は「◯◯できる方を過半数にしよう」と話し合いながら、フォロワーを増やす取り組みを行なっています。 過半数を超えれば多くの社内ムーブメントは実現可能、という持論があります。
 
要となる最初のフォロワーが乗り方を周りに示す
僕自身も小さい言動の積み重ねですが
  • 発表者に対して拍手する
  • 全体mtgで相槌する(例:「おー!」「いいですね!」「よっっ!」)
  • 新施策への協力をする
など、乗り方を示すことを意識しながら行動しています。 最初のフォロワーにならないことも多々ありますが、リーダーが”正しく乗る”ことは重要な言動です。
 
動画内でも触れられていますが、フォロワーシップで重要なのは 「自分以降に続くフォロワーの”手本となる言動”をすること」と考えています。
 
手本となる言動が大事です。 エゴが混じったフォロワーシップと真のフォロワーシップの違いは「手本になるか否か」だと実感しています。
 

オーナーシップとフォロワーシップ


フォロワーシップは組織で働くビジネスマンに必要な姿勢です。 オーナーシップとフォロワーシップのスイッチを両方持ち、適切にスイッチを使い分ける。
  • 自らがオーナーシップを持って周りを巻き込む
  • リーダーシップを発揮しているメンバーのフォローをする
どちらもできる人材が個人的には好きです。 (オーナーシップを持っているからこそ、フォロワーシップを発揮できるとも考えられますが)
 
HeaRでもオーナーシップを持ち、 笑いものにされる覚悟を持って行動を起こすメンバーがいます。
 
そんな時に「自分は関係ないから」と、笑いものにする側ではなく 「いいね!協力します!」とフォローする側でありたい。
 
誇れるメンバーの最初のフォロワーであり続けようと思います。 誇れるメンバーをフォローできる会社をつくり続けていきたいと思います。